【新宿中村屋の中華まんじゅう】　
中村屋の創業者、相馬愛蔵が大正14年中国旅行の折、包子（パオズ）を知りました。帰国後昭和2年に、それを日本人好みの味付けに仕上げ、発売しました。それまでごく一部の中華料理店でしか食べることのできなかった中華まんじゅうは、それ以降一般の人々にも親しまれるようになりました。
それから現在に至るまで、常にお客様の嗜好の変化に対応した品質改良を行い、発売以来90余年間愛され続ける中村屋の代表商品となっております。 　　　

天成肉饅（てんせいにくまん）
山形県庄内地方の豚肉やどんこ椎茸をはじめ、長ねぎ、たけのこ、しょうがなど、国産の野菜を使用。それぞれの食感を活かしながら、旨み成分が高く、コクのある超特選丸大豆醤油と藻塩で味よく仕立てた具材を、当社独自のほどよい弾力があり、風味のよい生地で包んだ肉饅です。
天成餡饅（てんせいあんまん）
北海道十勝の当社契約農場で栽培された小豆「エリモ」を使用し、釜で丹念に煉り上げました。餡に使用している黒ごまペーストは、丁寧に焙煎して、香りを引き出すことで、ごまの風味をより豊かに感じていただけます。黒ごま香る中華こし餡を、当社独自のほどよい弾力があり、風味のよい生地で包んだ餡饅です。